古の叡智「ただ知ること」海部舞さんのサビアンシンボル辞典
楽しみにしていた海部舞さんの新著、
「星の舞式サビアンシンボル辞典」が届きました♡
私もセッションや星読みで必ず使っている「サビアンシンボル」。
100年前に、エリス・フィラーという霊能者の女性が
占星術家のマーク・エドモンド・ジョーンズの依頼のもとチャネリングで降ろした
12サイン、各30度ずつのエネルギーを言語化した不思議な詩文です。
占星術が論理的な、どこか統計学的な要素もありそうなイメージに対して
このサビアンシンボルは頭ではなく直観を使ったサイキックな面があるため
一般的な占星術よりも集合意識に踏み込んだ
より純粋なエネルギー領域を扱っているように思います。
私は日本にサビアンシンボルを広めた
松村潔先生の著書で知って、
本当に面白い、素晴らしい情報だと感じてずっと使っています(#^^#)
舞さんのサビアンシンボル辞典は
原文をより丁寧に見直して、必要な部分は再翻訳、
当時の時代背景や言葉の意味などを検証した上で
現代の私たちが使いやすい、
意味深いけれどシンプルな素晴らしい解説がなされています。
この本は、占星術にまつわる余分な自意識が全然ない解説なんですよね。
それがものすごく画期的だし、新しいと思う。
だからすごくすっきりと、まっすぐに
サビアンシンボルのエネルギーに触れることが出来ます。
舞さんの冒頭の解説や、シンボルの解説を読みながら
自分の持つシンボルにイメージを寄せていくと
「あ、私ってこういう面があるのかも」「あれってこういうことかな」と
新しい意味や感覚がどんどん湧いてきます。
感情的なバイアスをなくして
まっすぐに天から自分を見ているような感覚。
その面白さ、自分の人生の美しさ、
そしてそこから連なって見えてくる物語のようなもの。
それだけを感じ取るだけで、
自分の深いところで何かが動いて
エネルギーが変わり、世界が変わっていくことが感じられるのです。
見えないスイッチがコトッと押されて、
確実に何かが変わっていくだろうという実感。
知ることは、力なんです。
決して比喩ではなく。本当にエネルギーなの。
「”グノーシス”とは”認知”という意味なのだそうです。
わたしたちは、この世界を、自己を正しく認知することで
創造主の領域に行き、魂を自由にすることができるという考えだと理解しています。
その認知に、占星術はかなり役に立つわけです」
「星の影響というのはある種の囚われかもしれない。
でも私たちは何かしらの個性と感受性を持って生きなければならない。
大切なのは、わたしたちには自由意思があること。
知ったうえで、意図すればそこから早く自由になることもできる」
(サビアンシンボル辞典より。一部私の要約)
知ることで、自分を越えてゆく。
振り回される立場ではなく、創造する視点へと移行する。
”道”という言葉がありますね。
なにかの手法を用いて認知を鍛え、
心身天地一体となっていくためのメソッドが道なんじゃないかと
理解しているのですが
占星術もそのような道のひとつなんじゃないかなーと思うわけです。
信仰や宗教のようでもあるけれど
自分の内側で感じ取り、自分の頭を使うという点が強くて
より自立的でもあると感じます。
古来から人々が培ってきた「道」はいろいろあって
誰しも自分に合った道を選べばいい。
星の道になにかを感じる人は、星の道に。
それくらい、超古代から連綿と受け継がれてきた
確かなものだと私は思います(#^^#)
舞さんのサビアンシンボル辞典は、
そんな占星術の真意をすっきりと表してくれる画期的な一冊でした。
これからの世界への有能なナビゲーターになってくれると思います。
同じ時代に星を読めていることが心から嬉しいです。
#星読み #占星術 #海部舞 #サビアンシンボル #サビアンシンボル辞典 #グノーシス #叡智
0コメント