蠍座新月 ～新しい時代の新しい足場・変容・縁の転換と切り離し

11月5日6時16分に、蠍座の新月でした。

新月は新しいサイクルの始まり。

ここから1か月弱のテーマをこの新月が象徴します。

蠍座は、秋の実りを得た後に

次のサイクルに向けてエネルギーを凝縮させていく季節です。

ここで切り捨てるものや、

逆に自分の中に取り込んで変容すべきことなどが見えてきて、

来年に向けて一皮むけていく時間です。

今回の新月は

東の地平線で太陽が昇ると同時に起きており、

西の地平線には牡牛座の天王星、天底には水瓶座の木星と土星があるという

インパクトの強い配置をしています。

かなり刺激が強く、通常の変容ではなく

もっと思いもかけない大きな規模で変容する！変わらされる！

というスケールの大きな新月だなと思います。

スタート、転換、動き。

魂の新たな目覚め。

大きな刺激のフックが入りそうなタイミングです。

未来に向けた大きな手放しが起こり、

人との縁によって自分の才能が新たに見えてくる。

自分自身の持つエネルギーそのものが変容してくる。

自身のキャラクターの変容、

新しい出会い、突発的な変化や事件、

思いがけない方向転換や切り離しなど

目に見える、強い影響を与えそうです。

方向転換や手放しに対する圧力も強いため

イライラしたり、抑圧されているような感覚になりやすいかもしれません。

ですが同時に、思いがけない展開が起きたり

今までになかった見方を得ることが出来たりと

予想とは違う形での動きや展開も生まれる時です。

私自身の印象だと

個々人の持つ「つながる力」というものが強力に目覚めさせられ

未来に向けた大規模な縁のリニューアルが

なされそうだというイメージがあります。

ここまでの縁の深い意味を知る、ということもあるでしょうし

不要な縁に気付いて手放すということもあるでしょう。

狭い意味での縁ではなくて、

もっと広い考えに基づいた

ニュートラルなつながりというものに目覚めていく人も多そうです。

未来は、つながりの中でみんなで創る。

そうして新しい世界に向けたサバイバルの方法を、

思いもかけない組み合わせの中から発明していく。

それはすべて、個々人の魂の目覚めから始まる。

アイデアや変化に満ちた1か月になりそうです。

このあとは、月蝕や日蝕へと続いていきますので

ますます変化や転換が続いていくのではないかと思います。

そのために価値観を変えて、

古いエネルギーの縁をバッサリ切るような

新しい足場を整えるための新月。

地平線に新月と天王星があり、

地平線は肉体を表すラインでもあるので

身体的な変化や一時的な不調を感じる方もいるかもしれません。

自分のエネルギーをしっかりと自分で感じて、

俯瞰することがとても大切になります。

既成概念に振り回されずに、

じっくりと自分の内側の体感に耳を澄ませてみてくださいね。

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