天使と信仰 - 木星の射手座入り
いよいよ明日の11月8日は年に1度にイベント、
木星のイングレス。
1年と少し蠍座に滞在していた木星が射手座に移ります。
木星は約1年で星座を移動するので
太陽と共にわかりやすい宇宙の時計になってくれます。
1年かけて特定のエネルギーにスポットライトを当てて、
私たちの中のさまざまなものを浮き上がらせ、拡大します。
その結果、取捨選択をさせられたり、思いがけないギフトを受け取ったりすることも。
私の中では木星はお掃除屋さんのようなイメージがあります。
強調して、棚の奥のものも出してきて、
私たちに整理と理解、受容を促すイメージです。
1年という分かりやすいスパンなので、
木星の動きに合わせて自分の中のテーマを意識するといいですね。
私が今回の木星の射手座入りのホロスコープから受け取ったイメージは
「天使と信仰」。
木星のある5ハウスが、私の中では「天使のハウス」なんですよね。
5ハウスは子ども、創造、喜びを意味します。
自分の内側に入り、喜びの中で精神性を回復する。
暮らしの中の創造が楽しい1年になりそうです。
木星の射手座入りする瞬間のホロスコープは
右半分にすべての天体があって、どちらかというと受け身の1年になるかなぁと感じます。
空に目を向けて、世界からの呼び声に応えるような1年。
そこからまた新しい世界が立ち現れてくる。
射手座入りした木星は5ハウス。
太陽は4ハウス。月は5ハウス。
賑やかに楽しみつつも、内側に喜びを向けて、暮らしに目を向けるイメージ。
木星は9ハウスのキロンとトラインで、
自分の中の信仰心といったものが大らかに癒されるような配置です。
(木星も9ハウスも意味が似通っており、どちらも信仰や宗教も意味しています)
学ぶことでも内面の癒しが進んだり、自分の中の風通しが良くなりそうですね。
水瓶座の火星を見ると、
自分の持っている技術を磨くのもとても良さそうです。
自分の得意なことをもっと普遍的な、どこでも通じるものに洗練させていく。
自分の宇宙ワークを、現実的なスキルに昇華していく。
そうすることで、自分なりの役割がもっと穏やかにスムーズに回るようになる暗示です。
ここまでの星の流れでは、新しい時代における個々の役割が強調され
生まれ変わらせるような圧が強かったように思います。
それがこれからは、もっと内側にグラウンディングするようなイメージを感じます。
落ち着いて、できる範囲で自分の役割を全うしなさい、という感じ。
その『自分らしい、無理のない、新しい役割』に欠かせないのが
個人個人の信仰であり、暮らしであり、喜びなのかなぁと。
それを回復させる1年になるのかなぁと感じています。
射手座は柔軟宮で、調整・受け身のエネルギーを持っています。
火のエレメントで盛り上がる性質なのですが
「私が!私が!」というのではなくて、
世界にワクワクしたり、人と何か楽しく競い合うことで精神を燃やしていきます。
宇宙からの呼び声に応える、無邪気で受容的な魂。
がつがつ何かを求めるのではなくて
耳を澄まして軽やかに動ける1年であるといいなぁと思います。
気持ちい場所に出かけたり、暮らしを楽しく編んだり、
学んだことを自分の中に丁寧に落とし込んだり、
そんなことで「私は私」という安心や喜びが生まれる年になるといいですね。
蠍座は、世界の混沌を抜けて自己信頼を取り戻す場所でもあります。
それが射手座に入って、純粋で無邪気な境地に達します。
自分であることを理解した上で、
それをわきに置いたり、ネタにして世界を楽しめる自由さ。
自分が自分であることで宇宙とつながる、
そんな喜びいっぱいの1年になりますように。
木星のホームである射手座で、
私たちの中の大らかな心や信仰心が温かく回復しますように…
そんなことを感じています。
大丈夫。安心して。
何かをどうにかしようと無理しないで、それよりも空を見てみて。
ギフトがいっぱいだよ。
喜びを通して、自分の中の命を回復させてね。
物語はまだまだ続くんだから。
ではでは、素敵な木星射手座入りの日を!
11月29日(木)
射手座入りした木星の話をしながら、香りと音で自分を整えるイベント♡
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新しい1年のために、自分のエネルギーを整えませんか?
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