2020.2.19-3.20 魚座の季節の惑星データと考察
【惑星データ】
太陽:黄経330度~360度 魚座エリア
地球:黄経150~180度 乙女座エリア
水星:魚座12度から逆行~水瓶座28度で順行~魚座15度へ
金星:牡羊座~牡牛座エリアを順行(牡羊座12度~牡牛座15度)
火星:山羊座エリアを順行(1度~22度)
木星:山羊座エリアを順行(17度~22度)
土星:山羊座エリアを順行(27度~29度)
天王星:牡牛座3度~4度を順行
海王星:魚座17~18度を順行
冥王星:山羊座24度を順行
ノード:蟹座・山羊座で7度→4度
今日は3月の魚座のイメージ描写と
未来予測をしようと思っていたのですが
ともに占星術を学んでいる仲間も増えてきたので
惑星データの方を先に記しておきたいと思います。
☆彡
先週の2月19日から太陽は魚座エリアを運航。
これは太陽から見て
地球が乙女座エリアを運航しているということでもあります。
魚座は水のミュータブルサイン(柔軟宮)。
水の「くっつける」「情緒」の性質と
柔軟宮の「次へと移行するための調整、二重性」を併せ持ちます。
目に見えないものや混乱・救済などを象徴するサインで
これまでのサインのエッセンスを
全て混ぜ合わせて次の次元へと移行する準備をします。
支配星は海王星ですが、古典では木星が支配しており
こちらの方が「ふくらむ」「受容する」というイメージで
季節としての魚座の性質には合っているかなと思います。
ちなみに海王星がしっくり来るのは
今わの際のような、
この世界を離れるときの受容や救済のような
もっと大きなスケールの
「終わりと切り替わり」としての魚座かなと思います。
さて、一見ふわっとしたり、
ぼ~っとしたりするイメージの魚座シーズンですが
その裏では乙女座が糸をひいています。
この乙女座は太陽から見た地球の位置で、ヘリオセントリックの乙女座。
一般的なイメージの乙女座ではなく、宇宙的な乙女座です。
地上的な「真面目さ」「手仕事」「視覚」などはあまり関係なく
「秩序」「教育」「担当での貢献」などの意味合いが強いです。
この魚座の季節、私たちがぼんやり思考を緩ませている間に
目に見えないところで宇宙の秩序が働き、
自分本来の属性による担当に改めて配置されていきます。
リセットと浄化。
今年の魚座シーズンは
水星が同じエリアで逆行しているところが特徴的で
『魚座=癒し、許し、他者と交じり合うこと』の概念の見直しが
強く行われているように思います。
逆行することでいつもより
かなり強い浄化が働きそうな気がしますね。
水瓶座まで逆行するので、
本来の個別性というものをしっかり見据えた上で
「何と交じり合うのか」「どんな属性での役割を持っているのか」
ということを少しクールに意識すると良いでしょう。
その上で「みんなつながっている」
「交じり合っている」ということを意識していく。
感情的に団子になって
安全を計っていた時代から、
個別に自由になって、
その場所から目に見えない自分の属性に忠実に
実際にできる具体的な貢献をする。
新しい視野が芽生えそうです。
山羊座にある土星と冥王星は
だいぶ終盤の成熟したエリアにいて
安定して続けられる、普遍的なかたちを示す場所にいます。
大勢の交わりの中で生きていくために
改めて自分に無理や嘘のない、
それでいて努力も続けられるあり方を
それぞれに実際に生き始めるタイミング。
視野を広げた上で改めて立ち位置を定める。
新しいリアリティですね。
天王星や海王星も度数を進めるので
何かしらの変化を感じるかもしれません。
天王星は牡牛座4度「虹の橋のたもとにある黄金の壺」
海王星は魚座18度「巨大なテントで村人たちが壮大な演技をする」と
なかなか派手でおめでたいイメージ。
そこから牡牛座5度「開いた墓での未亡人」と
魚座19度「弟子に享受するマスター」へと進むので
途中からぐっと現実的な自分のできること、自立、
といったものへ
意識がシフトするかもしれません。
こうした流れの中にあって
魚座で水星が逆行して
私たちの深い意識を浄化・見直しさせるということは
春分から始まる新しい一年が根本的に新しく、
まったく新しいものの見方が必要になる、ということかと思います。
去年の1年が枠の整備だとすると
この春から始まるのは実質的な中身のスタートかと。
新しい1年については
春分図からまたゆっくり読みたいと思いますが、
この魚座の季節はより丁寧に、視野をあえてずらすようなイメージで
意識を広げて過ごすとよさそうです。
ではまた後程、魚座の季節のイメージの素描を書きます。
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