牡牛座上弦の月 ~新しいステージへ、「枠を超えていく勇気」について

太陽水瓶座の季節が始まり、
今日、21日に牡牛座上弦の月を迎えました。

牡牛座に月と火星と天王星が重なり、
水瓶座の太陽と木星と土星と90度の角度を取ります。

新しい時代に向けて
大きく動きが出るタイミングになります。
社会的な変化も、制度の変更や改革など、
混乱を含めた大きな動きが出てきやすいかと思います。

2021年を象徴する牡牛座と水瓶座のスクエアが
非常に体感しやすい時で、
次のステージへと押し出されていくような
心境の変化、割り切り、視点の切り替えが起こりやすい時です。


先週の山羊座の新月で
これまで積み重ねてきたことの再確認、
そして改めて自分の深いところでの義務や役割を意識するところ
から、
今日はその次の新しい課題やステージが見えてくるかもしれません。

ここまで重ねてきた義務や役割という「枠」から
スケールアップした自分の新しい「枠」へと
チャレンジやジャンプが行われていきそうです。

具体的には
人間関係の変化、
自分の役割に対する考え方の変化、
突発的な体調の変化や、
優先順位の変化などが起こりそうです。

一見、厳しい手放しや破壊のように
見えることもあるかもしれませんが
「それでもその先に進む勇気」が大切になります。


いずせにせよ、
今私たちは「未開の地」に向かう時で、
ここから持っていけるのは「より研ぎ澄まされた自分の本質」です。

けれどその道は
より自分本来の役割にフィットしたものへと続く道なので
これまでのような、
なにか外側を気にして無理をするような性質のものではありません。

「深いところで喜びを感じられるかどうか」
というセンサーがとても大切になります。


さて、ここで私が書きたいなと思うのが
「枠を超える勇気」についてです。

この「枠を超える勇気」は
今回の上弦の月と重なる
火星と天王星の合が象徴しているのですが、
どちらも非常にサバサバとした、男性的なエネルギーです。

これは「守る」「愛されたい」といった
受け身のエネルギーではなく

「もうここにずっといても進歩がないから、
 傷ついたとしても外へ行く」
とか

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とか(笑)

「新しいものを得る」ことに意識が向いた能動的な性質になります。

実は、恋愛でもこの火星のエネルギーは強く働いていて(女性でも)
「ゲットするぜ☆」というときは
この外側へと働きかける力が大切
になります。

(だから、本当の恋をしている女性って、
 すっくと自立していてさばさばしているなと感じることが多いです。
 人からとやかく言わせない、他者と関わる覚悟というかね!)

内側で充足することを良しとしない。
傷つくリスクは込みで、新しい体験と関係性を求めていく。

これは、自分の世界を広げるときに必須のあり方で
太陽=自分の柱
をしっかりと得た人が
木星・土星=より多くの人と分かち合える世界
へと向かうときに必ず通る道です。

自分がただ自分でいることに飽き飽きした時に、
人は新しい自分が引き出される、他者との関係性のステージへと向かいます。

そして、
「今、その大きなバージョン?みたいなものをみんなが迎えている」
といっていいかと思います。

私たちのステージは今、
山羊座に土星が滞在していた2018~2020に培ってきた基盤から
次の自由な世界へと移り変わっていっています。
そのための新しい課題やチャレンジが始まるのがこの水瓶座の季節です


急展開にドキドキする人もいるかもしれませんし、
足りないものに気付かされて
アタフタしてしまうこともあるかもしれません。


気持ちがついていかなくて心身がつらい、という人は

自分を守るバランスを養うために
「人目を気にせずしっかりと休むこと」にチャレンジしましょう。


いずれにせよ
「本当に自分が体験したい未来」を意識するのにまたとない良い時で
そのために捨ててもいいもの、守りに入っていたかな?と思うものを
意識して手放されるといいと思います。

ここから獅子座満月~水瓶座新月と、
それぞれに新しい扉が開いていく、そんな時間になりそうです。







星と香りのStudio Tipi

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