牡牛座満月(月蝕)~ 理想より新しいリアル。喜びと愛を精査していく
11月19日17時59分に牡牛座の満月です。
今回は部分月蝕になります。(月蝕タイムは18時4分)
日蝕や月蝕は、新月や満月のパワフルバージョン。
半年に一度のイベントで、
太陽と月と地球が横並びになることで新しい情報がインストールされ、
私たちの半年のテーマが刷新されます。
今年の蠍座の季節は、かなり大きな曲がり角だなと思います。
この1年で様々な土台が変わったことで
変容がテーマである蠍座の季節に
これまでにない変化が起きている。
この月蝕はその仕上げのような、来年に続く変化の入り口のような
大切なタイミングになりそうです。
満月のサビアンシンボルは
牡牛座28度「成熟したロマンスに心奪われた女」。
牡牛座的な、成熟して物質的に安定している状態から
双子座的な新しい体験や出会いへと誘われていくシンボルです。
未知の体験や、外へと出ていくエネルギーを表します。
対向にある太陽のシンボルは
蠍座28度「自分の領土に近づく妖精たちの王」。
対象と一体化することで新しいパワーを得てきた蠍座が
物質的な変化や共有には絶対的な価値がないことに気付き
自分の持っている心の王国に気が付く、自立していくシンボルです。
どちらも、変わらない価値を求めてきた不動宮が
柔軟な自立へと向かっていくシンボル。
この月蝕は、私たちがこれまでの固定概念を捨てて
新しい一歩を踏み出すための新たな自信を与えてくれそうです。
そのための大きな手放しが起きるでしょう。
今年ここまで、より本質を見つめてきたからこその自信を持って
新しい化学反応を求めていく。
来年はノード軸という、運命の転換を司るラインが
牡牛座・蠍座へと移るのでこのテーマはとても重要です。
土台の変化、新しい化学反応はこれから2年半続いていきます。
◇ 素直に自分の能力を出していく
◇ 新しい化学反応を楽しむ
◇ 固定概念を捨てて、まっすぐに新しいリアルを見つめていく
この月蝕では、向かい合う太陽と月に
木星が割って入る葛藤の配置を取っています。
考えが広がり過ぎたり、情報に振り回されてしまう可能性があります。
ですが、それ以上に
山羊座の冥王星、魚座の海王星といった非常にパワフルな星が
太陽と月を支える形で角度を取っているので
ここで固定概念を手放し、自立し、精神性と暮らしを整えることで
この先の新しい世界を生きていくためのバランスが整いそうです。
また、蠍座の火星と牡牛座の天王星が向き合っていて
そこに水瓶座の土星が割って入りつつ
山羊座の金星が調停の角度を取っています。
これもとても面白い配置で
新しい方向へと仕事や行動が変わっていくと同時に
純粋に楽しいことが助けになる、
ただし社会的に未来につながるもの、みんなと共有できるものでないと
結果として残らない、というふうに読むことが出来ます。
これまでの世界によって作られてきた固定概念が崩れ、
私たちは新しいクリアな、自由な眼差しで世界を見ていくことになる。
より自立した、新しい世界が始まっていきそうです。
自信を持つことと、
本質的に自分が好きなことは何かを把握することによって
新しい未来へ向かう準備が整いそうです。
また2週間後には、射手座での日蝕を迎えます。
ここは自分なりの哲学や未来像がアップデートされる時。
この月蝕が来年に向けた手放しと始まりなら
次の日蝕はここまでの2年半の総仕上げであり、
新しい理想のイメージが降りてくる時です。
次のステップに向けて、
どんどん情報が書き換わる時間になっていきます。
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