水星の逆行スタート☆彡「大人であること」「本当の思慮深さ」
春分が明けてすぐ、明日23日に水星が逆行を始めます。
あれ?という食い違いや、認識の違いが浮かび上がりやすく、
結果、自分のものの見方を見直すような時間になります。
今年は、1年のスタートである春分からすぐに
見直しの時間である
水星の逆行が始まるというのも、
とてもこの1年らしいというか、象徴的ですね。
というのも、春分図においても
牡羊座で合になっている水星と金星が
山羊座の冥王星からにらまれており(笑)
水星くんが「さーせん!顔洗って出直してきます!」と
びびって後ずさりしているようなイメージが湧くんですよね。
牡羊座は自分の中の直感や情熱だけをもとに動き出すソウル。
率直さやまっすぐなエネルギーが魅力ですが
客観性に欠けているのも事実。
(そもそも牡羊座はスタートを切るためのエネルギーですからそれでいいのですが)
今、新しいものが生まれつつあることは喜ばしいにせよ
自分の中にある衝動やイメージは
社会性を伴っているかどうか?ということが
春分図からも問われています。
とりわけ「自己」を示す1ハウスの山羊座冥王星から
「コミュニケーション」を示す3ハウス牡羊座水星・金星の合が
にらまれている(90度という角度で、見直しを迫られている状態)ということは
「社会的に責任や、分をわきまえた言葉を発することができるかどうか」
ということが求められているのだと思います。
衝動的な物言いや考え方は、一見気分がいいようでいて
結局エゴに自分が支配されてしまって
「本当の私」にたどり着かない。
そんな時期が来ているんだと思います。
人のことを考える。
また、自分の本当の役割や分をわきまえて言葉を選ぶ。
そういった大人としての発信がとても大切になってくるのかなと。
「個」として謙虚でありながら
「個」を越えた役割をきちんと認識する、遂行する、というのが
この1年の一つのテーマかもしれません。
結局は、立場の違う人のことも尊重できるかどうか、という
大人っぽい愛情が問われているのかなぁと思います。
それはたぶん、木星が蠍座にあることで
本当の意味で自分を受け入れることができるか、
誰かと深い関係を結ぶことができるか、ということが問われていることにも
大いに関りがあるのでしょう。
水星の逆行期間は3月23日から4月の15日まで。
牡羊座17度「婚期を過ぎた未婚の高貴な女が2人、沈黙して座っている」から
牡羊座5度「翼を付けた三角」まで逆行します。
生産を止めて自分自身を静かに内省するエネルギーから、
自分なりの生きるビジョンのエネルギーまでを見直すように進みます。
水星の影(逆行していた場所)を抜けるのは5月7日。
その頃にはすっかり春から初夏へと変わっていますね。
今年最初の課題、
大切なものを大切に、立場の違う人のことも思いやりながら
謙虚に自分を見つめなおす期間。
自分を丁寧に感じ直すことで
穏やかで深い時が過ごせるといいですよね☆
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