星を読むのは、天地を循環させる自分になるため
先日は宗教学を専攻されていた方と
オンラインでお喋りさせていただきました(#^^#)♡
今、占星術の講座のテキストを書いていて
「人はどんなふうに
目に見えないものを説明し扱ってきたのか」
ということが知りたくて。
宗教史の本とか読んで、ふむふむふむ!と一人盛り上がっていました。
どう考えても、ユダヤ教のカバラとかは占星術の根っこにありそうですし
占星術の起源のひとつと言われているグノーシス主義は
キリスト教のカウンターカルチャーとして育まれてきた背景もあるので
その歴史や根本的な考え方などいろいろお話伺いました。
ユダヤ教は「知恵」とか「星に帰る」という思想がとても濃くて、
旅しながら知恵を売る生き方が土台になっているんだなぁとか
ユダヤ・キリスト・イスラム教の
「この世界の上にある絶対的な存在」の設定と
東洋や環太平洋の世界観にある「調和と循環の真ん中に究極の何かがある」
という設定の違いとか
話せば話すほど、本当に興味深かったです。
民族のルーツとなる宇宙の違いを感じます。
壮大な話なので、
宗教について私に言えることはそんなにないんだけれど
でも、占星術ってバランスのいい、
不思議なツールだなぁと改めて感じました。
客観の上に客観を重ねてこの世界と宇宙の関係を
ただただ紐解いていく。
目に見えないものを扱っていても客観が強くて、
ファンタジーのようでいて科学。
天国に行くことが目的でも
ただ地上に適応することが目的でもなくて
この世界の仕組みを知って自らを成長させ、循環させられる自分になること。
正直、いろんな宇宙観や思想の
いいとこどりのように私には思えてしまった(#^^#)
私は星読みのひとつのゴールが
「自分の人生に夢中になること」だと思っていて。
先を心配してどうかなーと読むとか
自分ってどうなんだろう?と思って読むとかは最初の入り口で。
星を読んでいくうちにだんだん自分が分かってきて、
これでいいんだ!と思えてきて
世界も、自分のことも信じられるようになって
「流れに乗りながら自分でも泳ぐ」という
人生の楽しさがいつも味わえるようになったら
それは自分の中の星と
大きな世界の星の流れとがハーモニーを生んでいる
ってことなんですよね。
この安心感と充実感を知ると
本当にすごいよね、人生変わるよね♡と
先日美しいリーディングを届けてくださった
Saori Tanimotoさんともおしゃべりしたんだけれど
占星術が好き、星が好きだったら
ぜひそこを目指して(?)ほしいと思います。
きっと理解すればするほど、循環は大きくなる。
そして天からの星のエネルギーだって
常に更新されているから決して同じようにはならない。
いつだって新しい物語が用意されている。
星を読むことは
安心してこの世界の豊かな循環を楽しむためのツール。
どこからの、誰からのギフトなのかなぁと不思議に思います(#^^#)
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